~もう一度自転車に乗りたくて~

適応障害チャリダーの備忘録日誌

山岳サイクリング①

まだМTBもあまり普及していなかったオイラの学生時代の頃、ドロップハンドルからフラットハンドルに変更し林道からハイキングコース、登山道、峠、山岳登頂までこなしていた。МTBが主流になるまではクロカンやパスハンターと称していたと思う。

当時もハイカーや登山者からはあまり良い印象は得られなかったと思う。中には「すごいねー!」と感心される方もいたが、多くの方はマイナーなことをすると良く思わない方が多かったように思う(現代では、それに、誹謗・中傷・批判がプラスされる時代なので、まだましか?)。なので、当時のオイラはマイナーなコースしか走っていない。落石で迷惑もかけたくないし。基本、ターゲットゾーンではほぼ人にあわないコース選択をしていた。よって、山岳登頂回数は非常に低く、マイナー峠越え(パスハンティング)中心であった。その方が人と接することも少なく、接するときはかなり分かり合える方に限定されてくるのでそのほうが楽しかった。

半年ほど前、まだまだ体力的な回復が進まない中ウォーキングにトライしだしたころハイキングコースへのアプローチ的なコースを歩いているとオジさんサイクリストに声をかけられた。アウターにサイクリングウエアを着ていたので声をかけてくれたのだろう。このあたりのハイキングコースでガンガン自転車ライフを満喫しているとのことでした。確か、このあたりは自転車乗り入れ禁止エリアだったと思うのですがお構いなしでした。そもそも、自転車乗り入れ禁止エリアって結構ある。オイラ的には納得いかないのであるが、このオジさんも同意見らしい。最近のハイカーはストックも使用するので、自転車よりも道を荒らしているとのこと。結構ストックで突きまくるので道が傷んだり、岩が浮いていたりするらしい。オイラ的には、アプローチからターゲットソーンまですべて自転車で走行するのと、ターゲットゾーンまでマイカーでやってきて集団でハイキングするハイカーとだと、後者のほうが自然にはダメージを多く与えているように思う。

日本では、まだまだ山岳地帯のスカイライン(オンロード)で自転車走行禁止エリアが多いが、もう時代の流れ的に逆にしてほしいものだ。

乗鞍スカイラインのように・・・。

(登山口までのアプローチを低い標高で制限をかければ、人の流れもスロー化・分散化され、富士山などではオーバーツーリズム対策にもなるのでは・・・。宿泊施設やテント場の整備をしないといけないけど・・・。素人でも弾丸登山が出来るエリアまでバスや車が入れることが問題では・・・。)